野村萬斎の演出の子午線の祀りを見てきた
久しぶりの子午線の祀りだった。
2004年の折はチケットが取れるだけ取って、
子午線の祀りを見に行った。
木場勝己の阿波民部重能
高橋恵子の影身の内侍
今思いだしても、記憶に深く残るシーンがいくつもある。
そんな深い思い出のある子午線の祀りだった。
2017年の子午線の祀りは演出が変わったなぁ〜
今時らしいなぁ〜と思った。
群読の雰囲気が違う。
ただ、子午線の持つ深い物語性はどこまでも残っていて
新しい子午線に見慣れていくうちに感動が湧いてきた。
野村萬斎の声はいつもいい。
阿波民部を演じた村田雄浩も良かった。
成河の義経も良かった。
動きのある群読も今時らしく、また、力強さは変わらず感動した。
4時間という長丁場があっという間だった。
これは13年前と同じだった。
懐かしい子午線の祀りだった。